元祖ウィールの染め方

これはK2のクリアーウィールをダイロン(タンジェリン)という
染料で染めています・・・Razorもウィールは一緒です

必ずベアリングをはずして作業して下さい
付けたままお湯に浸すと封入されているグリスが溶け出してしまい
再度組み上げて走行する際大変危険な状態になります

まずウィールをはずしてベアリングを抜き取ります
ベアリングをはずす時は慎重に作業して下さい
ガムテープを用意してしっかりした床の上に置き
その上にウィールを載せます
ベアリングが外れる時ガムテープの芯の内側へはずれます

ベアリングはウィールの外側へはずれます
内側へ向かってはずそうとしても壊れるだけですので注意して下さい

用意が出来たら最初に上から見て反対側の奥にあるベアリングから作業します

一番内側のリングの部分に大きめのヘキサゴンレンチを当てて
プラスティックハンマーで叩くとはずれます
少しずつ3カ所ぐらいに分けて叩いていくと簡単にはずれます
この時絶対に一番内側のリングだけを叩くようにして下さい
それ以外の場所を叩くとベアリングが一撃で壊れてしまいます

外れたらウィールをひっくり返して反対側のベアリングもはずします


ホイールの中心部にひもを通して水平に吊せるようにします

お鍋に500ccのお湯を沸かしダイロンを溶かします
火を弱火にしてお湯の温度を下げます
ウイール自体を加熱しすぎないように
一個3.4秒ずつお湯につけます

お湯の中に長時間浸すと
ウィール自体の材質が過度の加熱により劣化します
又、ホイールとの接着部分の強度が落ちますので
絶対に長時間浸してはいけません

同様に作業が終わった後もすぐに冷水に浸したりせずに
充分自然冷却をした後に水で洗い流して下さい

鍋の縁や底にウィールをつけないように作業します

色合いを確認しながらゆっくり作業して下さい

ちなみに時間が経って落ち着くと色が濃くなります
気持ち薄めに染めると良い結果を得られます

ウィールをぬるま湯で洗浄して完成です

お湯を使ったりするので注意して作業しましょう

疑問点はメールを下さい

乗らないときはウィールを浮かせて保管しましょう
ウィールやベアリングの保護にもなり床も汚れません

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