「テクノなキック?」 | 2002年09月23日 |
キックスケーターを最初に見た時に自分が最初に感じたのは懐かしさである 子供の頃に乗った記憶とかでは無い・・・デザインのセンスに懐かしさを感じた ドイツから日本へ来て飛躍的に成長し、そしてアメリカへ渡って・・・もちろんアメリカでもヒットした・・・ 自分のなかでこういった現象をハッキリと覚えていたのは[テクノ]である もちろん六十年代からエレクトリックな趣向を打ち出した音楽作品やグループはあれど、 まるで機械の如く無機質な空間を創り出す[テクノ]な世界観は、まさしく自分が求めていたモノ・・・ こんな[テクノ]ブームが訪れる以前からシンセサイザーを所有していた自分にしてみればまさに千載一遇 とまぁ〜[テクノ]好きな自分にしてみれば当然懐かしさを覚えるワケである ドイツ〜日本〜アメリカへの流れとしては[テクノ]ムーヴメントこそ原点!と キックスケーターは久々に登場した[テクノ]な文化である そんなワケでキックスケーターの中でもとりわけ[CiroSkater]には、惹かれた・・・ ドイツ人らしい完璧な設計と無駄を廃したデザインワーク 何れをとっても自分の心をつかんで離さない魅力が満載だった 案の定、日本ではキックスケーターが大ブームとなり街中に大量にあふれ出した が・・・肝心の[CiroSkater]は何故か認知度が低かったのである? 製品レベルが高いので値段も立派だったし、派手な宣伝をしていなかったので仕方がなかったのであろう 当時様々な新聞、雑誌、テレビ等で事ある毎に[CiroSkater]を紹介した 一人でも多くの人達が本場ドイツ製のキックスケーターを知る事によって、 「玩具」ではない「乗り物」としての優れたデザインに触れる機会をと考えたからである 月日は経って、一時期のブームとやらは何処吹く風?街中からはすっかり姿を消してしまったが、 [CiroSkater]だけは今でも堅実に数を増やしている 完成度の高い創作品は時を超えて愛されていく事をドイツの人達は知っている・・・ ドイツから久しぶりにやってきた[ハイ]&[テクノ]な「乗り物」はこれからも確実にファンを増やしていく事だろう 後にハイテク関係者が圧倒的多数を占めるユーザー層だった事がCNNで報道された・・・ 世界中に同じ感覚の人達が沢山いるのであろうか? 実に面白い現象である |
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