「キックスケーターの型式分類」

2002年09月30日


 キックスケーターを金銭を得るための手段としてしか見る事の出来ない業者が多すぎる現状・・・
 それだけ日本の景気が良くない証拠だともいえますが、活動当初から指摘している問題でもあります

 いかに安く製造してどれだけマージンが稼げるのか?
 メーカーや輸入業者、販売店に事故が起きた際に責任が及ばない様にするか?
 こんな事しか考えていない業者ばかりです

 日本全国、海外まで事故が起きれば何処へ連絡が来て、誰が対処してきたのか?
 不良販売ネットワークを守るために活動しているわけではありません
 ユーザーも商品の不良を知っていても乗り続けていくのは、自らの首を絞める結果となります

 公道走行不可と謳ってある商品で公道を走行するのは絶対にやめましょう
 今までの死亡事故も全て公道走行不可として謳われている商品です
 これらの商品は、玩具として設計、製造されているものであって、公道を走行する目的では設計、製造はしていません

 これらの玩具までも含めてキックスケーターと呼ぶのは当初より否定してきました
 しかし一般の人たちから見れば、全て同じものに見えてしまいます
 結果事故が起きればキックスケーターは危険!と誤認されてしまうわけです
 用途によってキックスケーターも区分けがされています
 以下は安全協会からWTOを通じて正式発表されたキックスケーターの安全基準からの抜粋です

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 以下は米国より資料として取り寄せた文書の一部です。


 ワシントンD.Cー米国消費者製品安全委員会(CPSC)の調査では
 キックスケーターに関連する救急医療事故が2000年5月から9月にかけての4ヶ月間で700%も増加していると報告しました。
 2000年1月より9月にかけて報告された事故件数は9400件にのぼり、負傷事故の約90%は15歳未満の子供に起きています。
 CPSCは怪我防止のため利用者(特に子供)にヘルメット、肘当て、膝当て等安全用具の着用を勧めています。
 商品の価格帯は80ドル(9,789円)から120ドル(14,683円)の間で、重量は通常10ポンド(4.54kg)未満です。
 9,400件のうち、約5900件に関しては安全用具を着用することで防止できた、
 あるいは負傷の程度を軽くできたのではないかと思われます。
 ヘルメット 頭部又は顔面 2,760件、全体の29% 肘当て、手首サポーター膝当て 3,160件、全体の34% (肘、手首、上腕、膝の負傷を含む)
 利用者の年齢 8歳未満の児童は、しっかりした監督者がいない場合は、キックスケーターを利用すべきではありません。
 あるメーカーは新しいキックスケーターを利用できる最低年齢として8歳を推奨しています。
 2000年現在までに発生したキックスケーター事故のうち2,900件は8歳未満の子供に起きています。



 以上で確認できるように幼児用及び子供用にあっては強度、走行性能も明らかに別物です。
 これらの製品を公道使用することは以前より強く否定してきています。

 日本でも国民生活センターからの報告を受けて調査しましたが、重大事故の大半は幼児用及び子供用で起きています。
 年齢制限もそうですが、具体策としては幼児用及び子供用製品で公道は走らないようにして下さい。
 また子供が一人で公道走行してしまうのも危険です。
 必ず適切な監督者のもとに安全な場所での使用を推奨します。
 子供に買い与える際も値段だけで絶対に選ばないようにしましょう
 安価な製品は危険度も非常に高いです。

 乗り物は人の命を預けるものです。

 自分だけは、若しくは自分の子供だけは大丈夫などと、安易な考えでキックスケーターを買い与えると、取り返しの付かないことになります。
  しっかりとした製品を選ぶのは、他でもないユーザー自信の責任でもあることを絶対に忘れないで下さい。
Kickskater    SEIGOPROJECT  
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