先日兵庫県尼崎で「電動スクーター」での事故が起きた
しかし警察側は「電動スケーター」と発表、その後マスコミが詳細を確認せずに「電動(キック)スケーター」による事故と誤報道さ
れてしまった
事故直後に当方から兵庫県警へ確認したところ「クールボーダー」という製品である事が判明
この製品はイス付きの「電動スクーター」であり、販売業者が「電動スケーター」、「電動ボード」もしくは「電動キックボード」
という名称で販売したため、今回の事故の際に警察側もそのまま発表してしまった
台湾や中国ではバイクの異常増加による大気汚染が問題となり最近は「電動スクーター」が注目されている
実際に台湾では多くの製造業者があり、大型の製品も街中を走り始めている
今回の一件は日本の業者が「電動スクーター」だという事を知りながら、日本国内で紛らわしい表記で販売した事が原因である
「スクーター」であれば原付として登録し、免許を所得した者が使用できるのは周知の事実であるが、
免許不要、ヘルメット不要と謳い輸入、販売をしていたのであるから問題視されても当然である
国内で新規発売された「電動スクーター」に対して配慮したい気持ちも理解できるが、イス付きの製品は電動スクーターである事を
国土交通省にも確認済みである
警察もマスコミも電動か否かではなく、外観からして「スクーター」なのは明らかなのであるから今後は慎重を期して頂きたい
|