「自己責任」 | 2002年12月21日 |
生まれ育った街である歌舞伎町で「ぼったくり」の被害状況についての取材依頼があった 一時期に比べて被害額は減ってきてはいるが、実際には起きている「ぼっくたり」、 しかし歌舞伎町で遊んで四、五万程度は「ぼったくり」か?どうか? 確かに悪質な「ぼったくり」をする店も存在するけど、歌舞伎町の商売仲間からも敬遠されているケースが多い とかく歌舞伎町というと悪質な店が多く危険度の高い街であると誤解されがちだけど、実際はノンビリやっているお店も多い 話を聞くとお客さん側に問題があるケースも多く、例えば入店前の説明を良く聞いてなかったり、 店に入っても時間毎の料金設定を理解していなかったりして会計の際にトラブルが生じる 結果的に警察官立ち会いの下で料金表を提示し説明、無事会計となる 警察官も歌舞伎町のパトロールや事件で非常に忙しいので、勘違いによる料金トラブルまで面倒を見るわけだから本当に大変である 当然提示された金額を支払うことになるわけだが、 お客さんの中には後々「あそこはぼったくりだ」と吹聴して回ったりする人もいる。 酔っぱらって正体不明になって料金が高い〜と騒がれたらお店側も本当に困ってしまう・・・もちろん他のお客さんや 立ち会う警察官もたまらないでしょう? 日本は自己責任に関して全くといっても差し支えないほど感覚が無い・・・ 信号が赤に変わってもノロノロと歩き続ける歩行者、外国であれば自動車にはねられちゃうよ! どんな主張をしても日本と違い、自動車と歩行者では自動車が強いのだから 歩行者自らが安全確保を怠るべきではないと考えるのが一般的だからね 「君子危うきに近寄らず」クラクションを鳴らす車がいたら外国から来た人はサッサと避ける・・・しかし日本人は「?」 赤信号で横断しているんだけど、ボ〜っと歩き続けるのは日本特有の現象だよね 歌舞伎町は昔から自己責任の街 当然普通じゃ考えられないことに何度も遭遇してきている・・・でも自己責任を忘れなければ大丈夫 生まれ育った環境が人間の一生に大きく影響するのだとすれば、この街に感謝しなくちゃいけないよなぁ〜 外国に行っても同じ・・・というか日本より自然なくらい 今一度「自己責任」とは何かを見つめ直すのも良いかも? 「自分のことは自分で守りなさい」ということであるが、考えてみれば当然でしょう 何処かの誰かが守ってくれる???ワケが無いのが当たり前!コレが即ち「自己責任」ですよね |
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